お久しぶりです。しばらく更新しない間に無職になりました。
せっかく仕事から解放されたのは良いものの、退職後の手続きって結構多くて煩雑。書類提出や役所通いで意外と忙しいものです。
ここでは私が退職前に詳しく知っておきたかった「結局いつまでに何をすればいいの?」という疑問に答えるため、実際の日付を例にそれぞれ必要な手続きのスケジュール感を見ていきます。退職日は6月30日です。
健康保険
社会保険から、国民健康保険・社会保険の任意継続への切替
社会保険の資格喪失日は退職日の翌日(7月1日)
社会保険任意継続の場合は20日以内に会社に申請が必要
国保か社保の任意継続か、どちらがお得かは年収によって異なります。年間の保険料を計算したところ、私の場合は社保の任意継続のほうが少し安かったので任意継続を選びました。一度シュミレーションしてみることをオススメします。
6月24日 保険証返却、任意継続保険の申請書を郵送(私の場合は退職日1週間前から受付)
6月30日 新保険証到着
7月1日 新保険証を使用開始
6月24日~30日までの保険証が手元にない期間は、マイナ保険証しました。今後は保険証が廃止さマイナンバーに統一されるので、退職と同時にマイナ保険証に変えてしまえばそのまま使えます。切替のタイミングで病院に行けなくなるのでは?と心配する必要は特にありません。
年金
厚生年金から国民年金への切替
厚生年金の資格喪失日は退職日の翌日(7月1日)
7月10日 マイナポータルでオンライン申請
7月19日 申請完了のお知らせ
8月2日 年金納付書到着
9月2日 初回(7月分)の納付期限、一括前納の場合の納付期限
9月30日 8月分の納付期限
10月31日 9月分の納付期限、下期前納の場合の納付期限
毎月納付か、前納か選択可能です。
住民税
6~12月に退職した場合、自治体から届く納付書で支払い
希望すれば天引きも可能なので会社に確認してみてください。
納付先は1月1日時点の住所の自治体。退職後に引っ越した場合でも、住民票の異動だけでOK。該当する自治体から納付書が届きます。
8月19日 納税通知書、納付書到着
9月2日 初回の納税期限
1年分を一括で支払うか、前期後期で支払うか、年4回(6月末、8月末、10月末、翌年1月末)に分けて支払うか選択可能です。
確定拠出年金
企業型確定拠出年金から個人型確定拠出年金(iDeco)に切替
無職は第一号被保険者に該当
加入者喪失日は退職日の翌日(7月1日)
退職前に申請書請求したら、1週間ほどで届きました。退職前に請求しておくのがオススメです。
7月18日 移管申請書を記入して郵送(7月から運用開始)
8月10日 加入者設定のお知らせ到着
9月25日 初回掛金引き落とし
失業保険
自己都合退職の場合についてです。会社都合退職の場合はスケジュールが異なるので注意してください。
雇用保険受給説明会から失業保険の振込まで2ヶ月間の給付制限あり
私の場合は給付日数が90日だったので、給付制限期間も含めて認定日が5回あります。
7月6日 離職票が到着(だいたい退職後10日前後)
7月10日 ハローワークで求職の申込
(7月10日~16日まで7日間の待機期間)
7月19日 雇用保険受給説明会、受給資格証受取
(7月17日~9月16日まで2か月間の給付制限)
7月31日 1回目の失業認定日(※受給説明会で初回認定日を指定されます)
9月25日 2回目の失業認定日
9月30日 1回目の失業保険振込
(以降4週間毎に繰り返し)
12月18日 5回目の失業認定日(最終)
まとめ
退職前にやること
6月(退職月)
保険証返送、iDecoの資料請求
退職後にやること
7月(退職翌月)
健康保険・国民年金・確定拠出年金(iDeco)の切替申請、ハローワークに申込
8月(退職後2ヶ月)
年金納付書、住民税通知の確認
9月(退職後3ヶ月)
年金・住民税の支払い、iDecoの掛金引き落とし
10月~12月(退職後4~6ヶ月)
ハローワークの失業認定
いかがでしたか?実際のスケジュールをまとめてみましたが、退職後の半年間は毎月何かとやることがあります。退職する決断をしたあなたにとって、この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
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